
気温も下がり、山には少しづつ秋の気配。
ここ最近の天気は快晴、日中でも長袖を着ないと肌寒く感じてくる北海道の9月。
付近でもサケが釣れ始めたという話も聞かれ、気持ちはすっかり秋の気分。
サケが上流まで登りきってしまうと渓魚が釣れにくくなるため、それまでの短い時間を渓流釣りにあてていく。
この日は釣り仲間と3人で入渓した。少し風の強い日だった。
入ってすぐにヒグマの気配が…
車を止め、入渓してすぐの砂地にヒグマの足跡が。
割と最近のもので、手のひら大の足跡からきっと親離れしてすぐの若い小柄なクマであろう。
好奇心が旺盛で人にも恐れず近づいてくるので厄介なお年頃でもある。
熊鈴と笛を時々鳴らしながら注意して進むことにした。
水量も程よく、澄んだ冷たい水。
小さな滝壺から現れたのは、15センチほどのエゾイワナ。
少しずつ水温が下がってきて活性が上がっているのか、ありとあらゆる深場には大小のイワナの影が(もちろんアメマスも)。
IMA issen 45 Max を縦にトゥイッチしながらリトリーブしてくると、一気に10匹ほどがワー!っと追いかけてくるから楽しいし、何より可愛い…
先行者の跡がいくつか見受けられたので少し不安であったが、問題なく7匹ほどキャッチできた。
1キロくらい上流まで登ったが、数匹ほど大きなサケが泳いでいるのが見えた。
既に上流まで登ってきているらしく、秋の短さを感じる…。
もう少し上まで様子を見たかったが、先行者の車が見えたこと、ヒグマの足跡も散見できるので今日はここまで。
帰りに道路を歩いていると、通りすがりの運転手から「すぐ後ろでヒグマが道路を渡っていった」との情報が。
少しヒヤヒヤしつつ車へ戻った。
ヒグマの気配を感じつつも、とても楽しい釣行となった。
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