
釣行日の基本データ
場所:淡路島
釣行日:2021年10月11日 17:00~2:00
潮汐:上記
水温:25℃
天気:晴れ時々雨
気温:25.2℃→21.8℃
風: 0.5m~2.0m
4ヶ所ランガンしてきました。
いい季節なのに激渋でした。
まずは一つ目の港から。
到着は夕マズメ前の17時。
まだ釣れないだろうからゆっくり用意します。
潮は下げ潮が効いているものの単調な流れでヨレもなく期待薄。
上げ潮に転流した時に釣れると読む。
キャストするが読み通りなーんもなし。
ジグ単、キャロ、フロートで広く探るもなーんもない。
そうこうしているうちにマズメも終了。
どっぷりと夜モードに突入すると、リーダーをスパスパ切られるようになる。
マジかー
銀色の細長いヤツがおるんかー
そらーアジもキツイよねー
と、なーんもないまま移動。
港を変える前に、銀色のが入って来ないようなシャローポイントをチェック。
道路の街灯が照らす明暗の境を探ると小マシなガシラのガッちゃん。
もう1匹釣れたらキープしよ。
んで、次のキャストでもう1匹。
お持ち帰り決定です。
しっかりと血抜きして、昆布締めになってもらいましょう。
アタリが遠のいたので車へ。
でも車の前の湾奥常夜灯下をチェック。
いるじゃないですか、豆アジが。
同行者に釣ってもらいたいのでしばらく遊びますが、アジング初級者の同行者には当たるけど掛けられませんでした。
移動
さて、銀色がいない所へ一気にエリア移動。
次の港も下げ潮の中での釣りになるのでサイズは期待出来ません。
それでも奇跡を信じてサイズ狙い。
しかし現実は小アジさえも当たらない厳しい状況。
キャロとジグ単を、使い分けながら探るが反応なし。
しかしたまたまジグ単を回収するために巻いていたときにヒット。
まさかのただ巻きに反応?
試しにただ巻きすると反応がある。
偶然『釣れた』から『釣った』に変化した瞬間でした。
巻きの釣りとなるのでジグヘッドを交換。
普段はショートシャンクのジグヘッドを好んで使っているのですが、巻きであればロングシャンクのものに変更します。
数年前に買って以来ほとんど出番のないメジャークラフトのジグヘッドを使用。
ただ巻きパターンで数匹キャッチしてからは通常のフォールを織り交ぜたパターンでも釣れるように変化。
釣れるポイントは僅かにある潮流の中のみ。
パターンさえ分かれば、潮を探してレンジを刻めばなんとか小アジは拾える感じ。
そんな感じてやっているとラインがスプールの中に入り込んでラインブレイク。
こんな切れ方する?
タックルを組み直すのは面倒いのでFシステムのフロートで探りますがよう拾いませんでした。
同行者はここではキープするか悩むサイズのガシラを1匹。
アジはキャッチできませんでした。
移動
どうにか同行者に釣ってもらいたいので、常夜灯がガッツリ効いた港へ。
サイズは出ないポイントですが、小アジは湧いています。
表層をライズしていますが、表層を這わすよりも、カウント2、3入れた方が掛かりやすいです。
一投目から釣れますが、常夜灯が効きすぎているため、スレるのも早いです。
数匹釣るとアタリが遠のきます。
ここでも同行者はキャッチには至らず。
ワームサイズもフックサイズも合っているのですが、掛けられませんでした。
移動&実験&考察
最後のポイントです。
常夜灯がある漁港で、小規模河川の流入もあるのでアジが溜まりやすい所です。
ただシーバスも多いので、コイツらの活性が高いときは、アジは釣れません。
ここではアジを同行者に釣ってもらうだけなので、霧海は遊びます。
Fシステムのフロートの結束部分にジグヘッドを結び、ジグヘッド2発にします。
なんかセコ釣りみたいですが、やってみるとなかなか面白い。
何故か下側のジグヘッドにしか反応がない。
これはたまたまなのかもしれないが、ワームを上下変えてもやはり下側しか当たらない。
下側のジグヘッドが通るレンジに上側のジグヘッドが通るようにしても下側のジグヘッドで釣れる。
やり始めは、2種類のワームに対する反応を同時に確認できるのではないかと考えた。
例えばナチュラルカラーとチャートカラーやリブありリブなしの違い、場合によってはロングワームとショートワームの違いなど。
さらに1、2カウント程度の差ではあるが、2つのレンジを同時に探れるのではないか。
ということは、より効率よくその日のパターンに辿り着けるのではないかと考えた。
結果的にスパテラとアジマストのみでしか検証できなかったが…
しかし、ヒットワームの上下を変えても、通すレンジを変えても、釣れるのは下側のジグヘッドだった。
ということは、ジグ単を2つ付けるメリットはないのか?
というとそうではないと考える。
その理由は2つあるように思う。
一つはジグヘッド単体の沈下速度はそのままにリグ全体を重たくできる。
この日は本当に渋くアタリが非常に少ない上に超絶ショートバイト。
さらにアジのサイズも小さいので吸い込む力も弱い。
活性が高けりゃ豆アジでも1.5gや2gで釣れるが、この日はとにかく軽いジグヘッドに歩があった。
このポイントで霧海が使っていたのは0.2gのジグヘッドを2つ。
ということは0.4gのリグを操作しているが、沈下速度とアジが吸い込むリグの重さは0.2gということ。
0.2gと0.4gじゃ、操作性、飛距離ともに段違いです。
今回は超軽量リグを使用しましたが、風が強いが重いリグには反応しないときなどにも、1g+1gなどの使用方法が有効に働くかもしれないと感じた。
もう1つのメリットとして、バス釣りのアラバマリグ的に、アピール力が増すと考えた。
アジは目でも餌を見るが、それ以上に側線で波動を感じる魚である。
つまりワームを2つ付ける=波動が2倍になるのではないかと考えた。
現に非常に渋い状況の中、ジグヘッド単体で行うよりも明らかにアタリは多かった。
ただ、ジグ単でやっていた場所とはポイントが違うので、同じ場所、同じタイミングでの検証は必要。
これらを考えると、上側のジグヘッドにリブの深いロングワームで集魚効果を狙い、下側のジグヘッドにサイズに合わせたワームで掛けるという戦略も成り立つのか?
または下側にメタルジグを付けて上側にジグヘッドを取り付け、ジグサビキ的な使い方も出来るのか?
なんかセコさは感じますが、戦略としてはまだまだ深そうです。
そんな感じで4ヶ所巡って豆〜小アジが25匹。
この時期とは思えないほどめちゃくちゃ苦労しましたが、実験&考察ができとても楽しい釣行でした。
ただ、サイズを出せなかったのが悔やまれます。
まだまだ修行が足りません。。。
ちなみに最後のポイントで同行者はナイスサイズのガッちゃんと豆アジ1匹釣れました。
初級者にとっては悶絶しまくりのアジングとなりましたが楽しかったとのことでした。
帰ってきてジグヘッド2個使うアジングを検索したところ、ルアーニュースに豊西さん寄稿の『おかわり君』という記事がありました。
この記事によると2匹同時に釣れることもあるようです。
記事ではジグヘッドの重さを2種類使っていましたが、下側のジグヘッドを上側よりも重たくしたら、沈下速度は重たいジグヘッドに引っ張られると思うのですが、どうなんでしょうか?
~使用ワーム~
issei海太郎 スパテラ1.5inch アジンググリーン・オキアミグロー・イカナゴグロー
スパテラ2inch アジンググリーン
ECOGEAR アジマスト1.6inch クリアレッドフレーク・スパークルオレンジ・アミエビ
アジマスト2inch UVチャート ブルーFlk.・琥珀イエロー シルバーFlk.・艶シラス
~使用ジグヘッド~
アルカジックジャパン ラウンドヘッド 1g
ヤリエ アジメバアーミー 0.2g
メジャークラフトお得ヘッド 1.0g
TWO by TWO スライドヘッド 1.0g
~タックルデータ~
ロッド:YAMAGA Blanks Blue Current 510
リール:SHIMANO NASCI 1000s
ライン:C’ultiva マイクロPEハイライト 0.15号
リーダー:Tict LIGHT GAME COMPACT SHOCK LEADER 1.25号
ロッド:YAMAGA Blanks Blue Current 68Ⅱ
リール:DAIWA 月下美人 MX2004H
ライン:DUEL アーマードF 0.3号(5Lbs)
リーダー:Tict LIGHT GAME COMPACT SHOCK LEADER 1.25号
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